引越しではないけれども、家具や重い荷物を動かしたいことがあると思います。
など、私が 引越し業者に勤務していた時にも様々な問い合わせの電話を受けていた記憶があります。
結論から申し上げると、迷わず 引越し業者に依頼をすれば大丈夫です。
稀に、相当重量がある荷物、例えば 金庫や ピアノのようなものは一般の 引越し作業員が対応できないケースもありますが、その場合は重量物専門の提携業者を紹介してくれるので、とにかく 引越し業者に依頼すれば大丈夫です。
大きさや重量、作業条件によっては 引越し業者の作業員が対応できるケースもありますし、難易度の高いケースでは提携業者の手配や紹介をしてくれます。
自動車や バイクの陸送や、動植物や美術品などの 運搬は、通常の 引越し作業の大切なオプションサービスですから、 引越し業者は少しでも安い料金で対応してくれる専門業者を探して提携しています。
なので、 引越し業者の作業員が対応できない様な作業のケースでも、直接皆さんが専門業者に依頼されるよりも安く対応してくれることが多いです。
また、家具や荷物1点から数点のみの 運搬や 移動の料金は、 引越し業者によって考え方や算出方法が様々で、固定の料金表を作成しているところもあれば、問い合わせのある度に、その時の 引越しなどの予約の入り具合に応じて料金を算出する業者もあります。
普通に考えれば、固定の料金表を作成している方が親切で分かりやすい気がすると思いますが、私の経験上、料金表を作成していない業者の方が最終的には安くなることが多いです。
これは、料金表が大抵本社のトップダウンで作られているために、営業所の担当者レベルで勝手に値引きができないからです。
一方、料金表がないタイプの業者であれば、契約をとるために臨機応変に他社よりも安くすることができるので、結果として最安値はこのタイプの業者から出ることが多いです。
ただ、どの業者が固定の料金表を作成しているか、していないかは分かりません。業界経験者の私でも、知らない地域の業者さんのことは分かりませんし、会社の方針も変わっていきます。
なのでお勧めしたいのは、3~5社ほどの 引越し業者に 見積もり依頼をして 比較検討することです。
その際ご注意いただきたいのは、絶対に途中でいずれかの業者と契約をしないことです。
引越し業者の受付や営業マンは非常に熱心ですし、口がうまいです(笑)
値引きを一生懸命したふりをして、即断即決してもらうことを狙ってきます。そこで契約してしまうと、 相場より高い金額で契約させられることになるんです。
5社ほどの料金を必ず聞くために、必ず一度電話を切って欲しいんです。(家具1~数点のみの 運搬作業の 見積もりは電話のみで料金がでることが多いです)
そうしているうちに、皆さんはご自身が依頼している作業の 相場を把握できるようになります。と同時に、「限界まで値引きをしました!」と言っていたはずの業者から、「もう少し値引きするから契約してほしい・・・」と言ってくるかもしれません(笑)
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